雷神とリーマン【6話】のネタバレ・感想と漫画を実質無料で読む方法

漫画『雷神とリーマン』はRENA先生の作品です。

漫画内では、人間になりたい神様・雷遊とゲイのサラリーマン・大村が共に過ごす様子が描かれています。

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雷神とリーマンのあらすじ・ネタバレ・感想

雷神とリーマン (クロフネコミックス)

こちらでは、RENA先生の作品、『雷神とリーマン』のネタバレと感想を紹介していきますので、内容のネタバレをされたくない方はご注意下さい！

（※かなり個人的見解を含むので、読む人によっては全く違う解釈をしているかもしれません）

雷神とリーマンのあらすじ

雷神とリーマン登場人物

雷遊：攻め。人間からは雷神と呼ばれている長い時を生きてきた神様。人間になるために大村から人間になる方法を教わる。

大村：受け。28歳のゲイのサラリーマン。小さな会社で営業として働いている。日々の生活に疲れていた時に雷遊と出会う。

雷神とリーマン【６話】のネタバレ

その日、仕事に行かなければならない大村は誰が来ても出ないことを雷遊にしつこく言い、ひとりで留守番をすることになる雷遊を心配しながらも仕事に出かけていきます。

大村が仕事に行くのを見送った雷遊はビジネス書を読んだり、パソコンをさわったりなどして時間をつぶしますが飽きてしまいます。
そんな時に雷遊が思い出したのは家から出ていく直前に見た大村のどこか顔色の悪い横顔でした。雷遊は目を閉じると大村に意識を集中させます。

一方、心配しながらも家を出た大村はいつものように会社に向かい、仕事をこなしていましたが、仕事の合間にひとり屋上に向かいます。
屋上から景色を眺めながらも詰まりすぎたスケジュールに疲れを感じ、午後からの営業のことを思い、憂鬱になります。

雷遊は今頃何をしているのかとふと思った大村が「雷遊…」とつぶやいた次の瞬間、屋上に雷が落ちてきたかと思うとそこには雷遊の姿がありました。
「何で…？」と驚く大村に「お前が俺の名を呼んだから来た」と当たり前のように雷遊は言います。

そんな雷遊に「惚れてまうやろ」と思いながら、大村は来てくれたことに礼を言うと共にとくに何もないと謝ります。
そんな大村を見ていた雷遊は元気がないように見えると指摘します。

指摘を受けた大村は疲れが抜けていないからだと言い、働いて稼ぐためには嫌なことも我慢しないといけないのだと話します。
それを聞いた雷遊は「…嫌ならやめればいいだろう」と言いますが「生きてく為にはしゃーないねや」と雷遊の頭を撫でると大村は会社に戻っていきます。

午後も大村は仕事に追われて慌ただしく過ぎていきますが、そんな大村の姿を雷遊は雲に乗って遠くからずっと見ていました。

後輩の間違いをフォローするための電話をかけ終えた大村は後輩に先に帰るように言い、自分はひとり会社に残ります。暗い部屋の中でパソコンに向かっていた大村でしたが、途中で雷遊が家にいることを思い出し、会社をあとにします。

しかしいつの間にか雨が降っており、大村はカバンの中から慌ててカサを探しますが、そんな大村の目に飛び込んできたのは大きな葉っぱを手に持って立っている雷遊の姿でした。

雷遊がいたことに驚く大村でしたが、雷遊がひどく濡れていることに気づいた大村は手を引いて雷遊を会社の中に連れて入ります。

持っていたハンカチで雷遊を拭きながら大村はその葉っぱは何なのだとたずねます。
雷遊は人間達が皆持っていたカサの代わりで山に行って取ってきたと話します。

その話を聞いて驚いた大村は「もしかして…ずっと…待っとったん…？」と雷遊にたずねます。
雷遊は「オオムラに言いたい事があった」と大村が会社で働いているところをずっと見ていたこと、大村の見せた笑顔が偽物で辛そうに見えたこと、だからこそ頑張ると言ったことを少し理解したことを話し、最後に「何も理解していないまま嫌ならやめれば良いなどと言った　悪かったな」と謝ります。

大村はそれを自分に伝えるためだけにずぶぬれになりながらも待っていたことに驚きます。
雷遊は「今の自分には出来ない事だと思ったからだ」と言いますが、大村は社会人ならば皆そうで、当たり前のことで何も大したことではないのだと言います。

しかしそんな大村に雷遊は「俺はお前の話をしているのだ」と言います。
さらに当たり前とは何なんだと問いかけ「お前が頑張っていたという事実は変わらん」と告げます。

その言葉に大村は自分の中で重く沈んでいた何かが体の外へと溶け出していくのを感じ、こういう時に人間はお疲れさまと言うのだと本当の笑顔を浮かべ、雷遊は「お疲れさま」と大村に伝えます。

いつの間にか雨はやみ、大村と雷遊は「牛丼でも食って帰るか」「ギュードン？」と話しながら会社をあとにするのでした。

雷神とリーマン【６話】の感想

雷遊が大村のことを心配しながらも、大村の頑張りを決して否定せず、大村の頑張りを認めているところがとてもよかったです。
少しずつ誰かを思いやることを知っていく雷遊がこれからどうなっていくのか、ますます楽しみです。

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