雷神とリーマン【4話】のネタバレ・感想と漫画を実質無料で読む方法

漫画『雷神とリーマン』はRENA先生の作品です。

漫画内では、人間になりたい神様・雷遊とゲイのサラリーマン・大村が共に過ごす様子が描かれています。

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雷神とリーマンのあらすじ・ネタバレ・感想

雷神とリーマン (クロフネコミックス)

こちらでは、RENA先生の作品、『雷神とリーマン』のネタバレと感想を紹介していきますので、内容のネタバレをされたくない方はご注意下さい！

（※かなり個人的見解を含むので、読む人によっては全く違う解釈をしているかもしれません）

雷神とリーマンのあらすじ

雷神とリーマン登場人物

雷遊：攻め。人間からは雷神と呼ばれている長い時を生きてきた神様。人間になるために大村から人間になる方法を教わる。

大村：受け。28歳のゲイのサラリーマン。小さな会社で営業として働いている。日々の生活に疲れていた時に雷遊と出会う。

雷神とリーマン【４話】のネタバレ

ある日、トイレに行こうとした大村はトイレットペーパーが無くなっていることに気づき、残りのトイレットペーパーのことを気に掛ける中で、とあることを考えた大村は雷遊に話しかけます。

「お前トイレ行ってる様子ないけど大丈夫なん」という大村に対して雷遊は「トイレ？」といぶかしがりますが大村に「…小便とかしたならんの？」と言われて「あぁ排泄の事か」とようやく何を聞かれているのかを理解します。

「ならんと言うよりも俺にそんな機能は無い」とこたえる雷遊に大村はひどくうろたえますが、排泄が必要ないのは楽なことだと言いながら、ペットボトルの水に手を伸ばします。しかし雷遊は「……排泄をしないという事は俺が生き物ではない証だ」と語ります。

生体活動をおこなっていないから大村のように喉が渇くことも腹が減ることもなく、喉が渇いたり腹が減る感覚を知らない。雷遊の話を聞いた大村は「俺は腹減ってもメシが美味ない」と言い、メシを食べる必要がないにも関わらずメシを美味いと思えた、その方が大事なことだと思うと言います。雷遊は少し驚きながらも、その言葉を受け入れます。

大村はそんな雷遊に少しそわそわしながら大人の姿にはならないのかとたずね、それにこたえる形で雷遊は大人の姿になります。

寝る準備を整え、寝ようとしていた大村は雲に乗って部屋の中で浮かんでいる雷遊に狭いけどベッドで寝るかと声を掛けますが、雷遊は自分は眠る必要がなく眠ることはしない、気にせず眠るように言われ、その言葉を受けた大村はベッドに潜り込むと電気を消して目を閉じます。しかし眠る必要のない雷遊は雲に乗って部屋の中をうろうろと浮遊し、そんな雷遊のせいでまったく眠ることができない大村は「ふよふよすな」と雷遊を怒ります。

落ち着かないからとりあえず横になるように大村に言われた雷遊はそのまま横になろうとしますが、大村は雷遊が寝るために何か代わりになりそうな服を探します。しかし雷遊は気合いを込めると、着ていた服を大村が来ているスウェットと同じ服に変化させます。

雷遊のその能力に便利と驚きながらも大村は雷遊と一緒にひとつのベッドに潜り込みます。大の男ふたりがひとつのベッドに寝ているせいでひどく狭いことを不満に思いつつも、雷遊が大きなことを改めて感じながら寝返りを打った大村は偶然自分の方を向いていた雷遊と間近で目が合ってしまい「やばい変な気起こしそう」とドキドキし、顔を赤くします。

さらにベッドから落ちそうだと思ってとごまかした大村の言葉を真に受けた雷遊は大村を抱き寄せて「これで落ちんだろう」と言います。突然抱き寄せられる形になってしまい、心の中で叫ぶ大村でしたが、雷遊の身体が異様に冷たいことに気がつきます。

恥ずかしがりつつも目を閉じて必死で眠ろうとする大村でしたが、雷遊の手を振りほどくことも眠ることもできず、大村は目を開けてしまいますが、自分のことをじっと見ていた雷遊と目があってしまいます。

長い間人肌に触れていなかったこともありひどく動揺する大村に「どうした眠らないのか」と雷遊はたずねます。大村は「お前のせいやどあほう！！！」と心の中で叫びつつ、雷遊にどうしてそんなに自分のことを見るのかたずねます。

雷遊はひとつの命であることを実感していたとこたえ、自分が何年もの長い間、生命の誕生や進化を見ていく中で退屈と興味を覚え、少しずつ自我が芽生え、外見を変化させることを覚え、やがて気づけば人の姿を真似るようになっていたと話します。

自分は永遠に存在できるかもしれないがずっと一人だろう、だから人間になりたいと言う雷遊の言葉に大村は何も言うことができません。

そんな大村に雷遊は言います。
「こんな風に誰かと過ごす夜は初めてなんだ心地良いな」
その言葉に雷遊がこれまで感じてきた孤独と寂しさを感じた大村は、ただ「うん…」と一言返すだけで精一杯でした。

雷神とリーマン【４話】の感想

雷遊に抱き締められて困惑したりドキドキしたりする大村がとても可愛く、また雷遊がこれまで感じてきた孤独や寂しさが感じられて切なかったです。

これまで寂しい思いを抱えながら生きてきたふたりがこれからどのように一緒に過ごしていくのかが楽しみです。

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