雷神とリーマン【2話】のネタバレ・感想と漫画を実質無料で読む方法

漫画『雷神とリーマン』はRENA先生の作品です。

漫画内では、人間になりたい神様・雷遊とゲイのサラリーマン・大村が共に過ごす様子が描かれています。

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雷神とリーマンのあらすじ・ネタバレ・感想

雷神とリーマン (クロフネコミックス)

こちらでは、RENA先生の作品、『雷神とリーマン』のネタバレと感想を紹介していきますので、内容のネタバレをされたくない方はご注意下さい！

（※かなり個人的見解を含むので、読む人によっては全く違う解釈をしているかもしれません）

雷神とリーマンのあらすじ

雷神とリーマン登場人物

雷遊：攻め。人間からは雷神と呼ばれている長い時を生きてきた神様。人間になるために大村から人間になる方法を教わる。

大村：受け。28歳のゲイのサラリーマン。小さな会社で営業として働いている。日々の生活に疲れていた時に雷遊と出会う。

雷神とリーマン【２話】のネタバレ

雷遊と一緒に生活することになってしまった大村でしたが、そんな大村が見たものは派手に割られた窓ガラスでした。

なんで割ったのだと言う大村に入り方がわからなかったからだとこたえる雷遊に、大村は大家への謝罪と修理代のことを考え、頭を抱えるはめになります。

そんな大村に「直せばいいのか？」と雷遊は言うと、あっと言う間に割れていた窓ガラスを元に戻してしまいます。それを目の当たりにした大村は「神サンてすごいな」と思わずこぼします。

ベッドに腰を降ろし、カバンの中から買っていたおにぎりを取り出しながら大村はなぜ人間になりたいのかと雷遊にたずねます。

雷遊は神様であることが嫌になったからだと、先程と同じ理由を口にしますが、失恋したことを思い出した大村は人間になったっていいことなんかないけどとぼやき、おにぎりを食べようとしていると雷遊がおにぎりに興味を示します。

おにぎりを知らない雷遊に大村は買っていたおにぎりをひとつ分けてあげます。自分は食べる必要がないと話す雷遊を横目に大村はおにぎりを食べ始めます。

それを見ていた雷遊はのりごと包装をやぶきながらも、おにぎりを食べてみることにします。一口おにぎりを口にした雷遊はひどく驚き、もう一口二口とおにぎりを夢中で食べていきます。

あまりにもおいしそうにおにぎりを食べる雷遊に驚きながらも大村はもうひとつ食べるかとおにぎりを手渡してみると、雷遊はおにぎりを受け取り、何かを伝えようとします。

口にものがある状態で話さないと大村から注意を受け、口の中からものがなくなった雷遊はこれまでは人間の食事という行為には興味はなかったこと、うまくは言えないが良いと思ったことを話します。大村はそれが美味いということではないのかと雷遊に教えます。

大村から美味いという言葉を教えられた雷遊はさっそく美味いという言葉を使い、次におにぎりのことについて大村にたずねます。

雷遊は自分が食べて美味いと感じたものがおにぎりであるということを知らなかったのです。

大村は握って作ったものだから握り飯ということを教えます。握り飯を気に入ったという雷遊に大村はそれを食べたら出ていくように言いますが、雷遊はそれを断ります。

あらためて大村は人間にしろという意味がよくわからないと家に帰るように言いますが、雷遊は家などないと言います。それを聞いた大村は家出なのか、両親はと困惑しますが、雷遊はここから離れる気はないと言います。

子供の面倒を見る気はないから帰れと大村は雷遊を叱りますが「人間は何をもって大人とするんだ」とたずねられます。言葉に詰まりながらも年齢や経験を重ねたらとこたえる大村に、それなら自分の方がはるかに重ねていると雷遊はこたえます。

とにかくお前をここに置く気はないと言う大村の目の前で雷遊は高校生くらいの姿から聖人した男性の姿に姿を変化させます。「これでいいか」とたずねる雷遊の姿は大村の好みのもので一瞬気持ちが揺らぎますが、どうなっているのだと問います。

雷遊はこれが普段の姿であり、先程の姿はおしゃれのために変化していたこと、自分は40億年以上存在し続けていることを話します。それを聞いた大村は寝不足で疲れているのだと判断し風呂に入って寝ようとしますが、雷遊に名前を聞かれ、仕方なく大村と苗字だけを教えます。

その後、風呂に入った大村は本当にここに居つく気なのかと雷遊のことを考えますが「誰かが生活の一部になるとロクな事無い…」と考えるのをやめたものの、ふだんの姿の雷遊が好みだったことを思い、顔を赤くします。

どうやって追い出そうと考えながら風呂から上がった大村が見たのはベッドに座って本を読む雷遊の姿でした。その姿にかつての好きだった人のことを重ねてしまった大村は未だにそのことを引きずっている自分にあきれてしまいます。

再び大村は雷遊に出て行くように言いますが「行かぬ」と断られ、さすがに腹を立てます。一度決めたことは間でないという雷遊にそれはお前の都合だと大村は言います。

それを聞いた雷遊にお前の不都合を解決してやると言われ、大村は自分がゲイであり、雷遊も恋愛対象になることを打ち明けます。気持ち悪いだろうから出て行けと言いかけた大村の言葉をさえぎり、雷遊は全然と答えると「他には？」「他に無いならいいか？」とたずねます。それは本心なのかと大村が聞くと雷遊は不思議そうな顔をします。

「俺の記憶を引っくり返しても一瞬もためらわなかった奴は初めてや」と思いながら大村は雷遊にベッドから退くように言うのでした。

雷神とリーマン【２話】の感想

はじめて食べるおにぎりという食べ物に感動し、はじめて美味しいという意味を知った雷遊が子供のようで可愛かったです。

そして大村がゲイであることを知っても、まったくためらうこともない雷遊に対して逆に困惑してしまう大村の姿がどこか切なかったです。

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